アラスカの古い古い時代のエスキモーだった時、隣の部族の男達と
助け合って大きなマンモスを獲った時があった。歓喜!素晴らしい肉!
火を囲んだ宴の席で、隣になった中年の笑顔の男。ちょっと言葉は違うらしいが、
かまやしない。肩をたたき合って歌う。いい肉をこっちによこすような奴だった。
HATSUMI。
アルゼンチンに暮らしていた頃、双子の娘がいた。その子は、小さな黄色いバッグに宝物
(ビー玉や磁石、トランプといった子供の大事な玩具だ)を詰め込んで、逃げなきゃならない時の
「ヒジョウヨウモチダシバッグ」だと言って大事にしていた。私は貿易船の火災事故で早くに旅立ち、
娘達の成長を見守ることが出来なかったが、この逃げ出したい妹の方は、中年になった頃やっと、
ここにわざわざやって来たことを思い出した。旅行!ずっと楽しみにしていたんじゃない!それがYUANKA。
海賊だった時、他の海賊が襲ったスペイン王族船の財宝を、
海峡で渦に巻き込まれる寸前にまんまと奪った!と思ったとたん、
我が船も船底の古傷から浸水(あれ程ちゃんと直しとけって言ったのに!)
残念海の藻屑と消えようと、海底に向かって沈んでいく目に映った
王冠をかぶったタコ。それがKANA。
フランスの移動サーカスで、猛獣の檻の掃除係のじいさんだった時、
この前のはやり病で親を亡くした少年が雇われた。雑用係には華奢すぎる
女の子みたいな身体の細い子で、ピーターパンの空中ブランコの演目を
緞帳の陰から目を輝かせて眺めてたっけ。その子がTAMAKO。
三浪中のモテない男だった時、いつも行く近所のタバコ屋に猫がいた。
店番のおばあちゃんに「この子、俺が来るといつも出てくる。
俺に気があるのかな?」と挨拶代わりに言ったら、「怪しい奴が来た時だけ、
面倒くさいのに出て来るんだ。それにオスだ。」その時の猫がJUNKO。
Q1.野菜の世界の住民だったら
あなたは?
ごぼう
Q2.ジュエリーメーキングの苦手な作業は?
キサゲ。 カツオ節を削るように美しく削れたらかっこいいいなぁ。
練習しなきゃ。
Q4.こんにちは!を朗らかにあなたのオノマトペで!
Doo Palaccha!
Q3.秘密のひとり遊びについて。
スープの脂の輪っかをつなげる。
Q5.過去にアパートのメンバーと会ってたならば、みんなはどんな配役だったと思う?
管理人室に同居してます☆
はなれ平屋
右左子・M・Morimoto
Q6.素敵なジュエリーってどんな存在?
元気がでる、なんでだか分からないけど、
ワクワクのソースになるボールみたいなもの。